桜咲く在りし日の余部鉄橋に思いを馳せる

桜咲く春の余部鉄橋

余部鉄橋は、兵庫県美方郡香美町香住区(旧・城崎郡香住町)余部、山陰本線鎧駅と餘部駅間にかつて存在した橋で、2010年に架け替えられ現在はコンクリート製の橋になっています。

駅の隅っこから上がる展望所があり、そこからは桜越しの鉄橋が綺麗に見えました。

桜咲く春の余部鉄橋2

町のシンボル的な存在感あふれる鉄橋。その大きさがよくわかりますが、かつて列車転落事故が起きたり大小様々な落下物などがあり、住民にとっては決して良い側面ばかりではなかったようです。

桜咲く春の余部鉄橋3

それにしてもこの上を列車が走るというのも凄いが、これを作るというのも凄い。大きな建造物って尊敬のまなざしで見てしまいます。

桜咲く春の余部鉄橋4

駅に行くには路地をひたすら登っていきます。通勤や通学で使われる方もいるでしょうが、毎日利用すると足腰が鍛えられること間違いなし。

桜咲く春の余部鉄橋5

最寄り駅は「餘部駅」。集落から登り坂をヘトヘトになりながら歩くと、素朴な棒線ホームにたどり着く。

余談ですが、橋は「余部」、駅は「餘部」。同じ兵庫県内に「余部(よべ)駅」があるので同じにならないよう区別するために漢字表記を変えたそうです。

桜咲く春の余部鉄橋6

一両だけの列車が鎧駅方面からやってきたのですが、桜が満開の中、鉄橋の上を一生懸命ガタゴト走る姿はとても可愛らしく今となってはとても良い思い出です。

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