映画「のぼうの城」で有名になった、埼玉県行田市にある忍城(おしじょう)。戦国時代には関東七名城の一つとして数えられるほどの要塞堅固な城で、豊臣秀吉の小田原征伐に際しての「忍城の戦い」では、石田三成が行ったとされる「水攻め」を耐え抜き「浮き城」「亀城」と呼ばれたりもしました。
※映画は主演の野村萬斎が好演しています。
お城自体は再現された模擬「御三階櫓」を中心にこじんまりとした雰囲気で、普段は静かですが、毎年11月に「行田商工祭・忍城時代まつり」が開催され武者行列や火縄銃鉄砲隊の演武が行われて賑わいます。
武者姿をした「忍城おもてなし甲冑隊」が観光PRを行っていますが、演武パフォーマンスを行ったりと楽しませてくれます。なかなかカッコ良くて、きっとファンの方もいるんでしょうね。
圧巻なのは「川越藩火縄銃鉄砲隊保存会 獅子の会」による演武。間近で見るのは初めてでしたが、櫓や門を背景にしての迫力ある実演は、見ていると戦国時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えるほど良かったです。
コメント