みつこ桜 埼玉県所沢市の多摩湖北側に咲く中峯の一本桜

満開の「みつこ桜(中峯一本桜)」が青空の下で大きく枝を広げる、埼玉県所沢の春の絶景。 桜浪漫

みつこ桜(中峯の一本桜)とは

埼玉県所沢市にある「みつこ桜」は、狭山丘陵の西中峯地区に位置するヤマザクラの大木で、「中峯一本桜」とも呼ばれています。

かつて茶畑に自然に芽吹いたこの桜を、土地の所有者である「みつこ」さんが大切に育てたことから、その名が付けられました。現在では、所沢市の「とことこ景観資源」にも指定され、市内外から多くの見物客が訪れる名所となっています。

みつこ桜(中峯の一本桜)基本情報

項目内容
名称
みつこ桜・中峯(なかみね)の一本桜
桜の種類ヤマザクラ
樹齢不明
※同じヤマザクラの巨木である国内最古「狩宿の下馬ザクラ(樹齢約800年)」や「吉高の大桜(樹齢約400年)」よりは若い
オススメ度(5段階)★★★
一言所沢市の多摩湖北側、狭山丘陵の菩提樹池里山保全地域に位置し、里山の自然が残る環境に咲いています。

下山口駅から歩くと途中にある「桜渕延命地蔵尊」に寄ることができます。
例年の見頃3月下旬~4月上旬
撮影日2025年3月30日
所在地埼玉県所沢市山口西中峯
アクセス西武狭山線
  下山口駅か西武球場前駅から徒歩25分
西武山口線 西武園遊園地駅から徒歩20分
関越自動車道 所沢ICから約30分
駐車場/トイレ駐車場無・トイレ無
その他道路は狭く車が通ると歩行者が避ける必要がある場所もありますが、桜の周辺はは広々です
参考URL所沢市とことこ景観資源
190番「みつこ桜(中峯一本桜)」

満開の「みつこ桜(中峯一本桜)」が青空の下で大きく枝を広げる、埼玉県所沢の春の絶景。

見栄えの良い枝ぶりが開けた草地に顔を覗かせています。

幹の太さが際立つ「みつこ桜」を間近から捉えた構図。苔むす幹と力強く伸びる枝が特徴的。

どっしりとした幹に苔むした雰囲気や、散った桜と緑のコントラストも素敵。

満開の「みつこ桜」の花房が枝一面に咲き誇る、逆光と春の生命力に満ちたクローズアップ。

ヤマザクラの特徴的な白い花と赤茶色の若葉が同時に広がっています。

春空の下に咲く「みつこ桜」の枝先に無数の花が咲く広角構図。躍動感ある一枚。

広角で撮影すると、あたかも向かい入れてくれるように手を広げている姿にも見えました。

横に広がる枝ぶりと太い幹、淡紅色の花が春の陽光に映えるみつこ桜の姿。

近くで見ると赤茶色の葉も結構目立ちます。満開から1日~2日過ぎという感じでした。

木の根元から見上げた「みつこ桜」の幹と枝。逆光に輝く花びらと苔むした力強い幹が印象的。

みつこ桜は、360℃好きな角度から眺めることができるのも良いですね。

見物客に囲まれながらも堂々と咲く「みつこ桜」。地域に愛される一本桜の春の光景。

訪れる方々は思い思いの場所で桜を愛でておりました。

桜渕延命地蔵尊

下山口の駅から歩き始めて3分(200m)位、桜淵橋を渡った右手にあります。
「桜渕」というだけあって、ソメイヨシノが良く似合います。

地名あるあるな不思議ですが、延命地蔵尊は「桜渕」だけど、橋や近くにある公園は「桜淵」になっています。

「桜渕延命地蔵尊には、かつてこの地で起きた不幸を悼み地蔵を祀った——という悲しい伝承が残ります。」(号外NET所沢市)

下山口駅から「みつこ桜」へ向かう途中にある、満開の桜が咲く桜渕延命地蔵尊。所沢の春の風景を感じられるスポット。

『桜の声援』

毎朝、私はジョギングコースを走る。

桜渕にある延命地蔵尊を過ぎるあたりで、自然と息が整ってくる。
春になると、そこに咲くソメイヨシノを見ながらラスト2km先に咲くみつこ桜までが、お決まりのコース。みつこ桜は優しい淡い白い花と赤茶色い若葉が同時に手を広げている。

私は高校で陸上競技をしている。
長距離種目を専門にしていて、もうすぐ大会だ。

このジョギングも、少しでも記録を縮めたいという気持ちから始めたものだった。
でも、気づけば走ることがただの練習じゃなくなっていた。
この道を春に走るたびに桜の空気が胸に満ちて、地蔵尊を通過する時には心もすっと静かになる。
そして、みつこ桜の枝の下をゴールすると、不思議と自信が湧いてくるのだ。

「今年も満開だね」
そう呟いたとき、後ろから聞こえた声。

「大会、がんばってね!」

振り返ると、小学生の頃から顔見知りの近所のおばあちゃんがいた。
あの笑顔と、桜の花の揺れる姿が、私の背中を押してくれる。

春は、走るためにある。

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