2017年に鎌倉・由比ヶ浜海岸で夜光虫を見て以来、もう一度あの青く光る海を見たいと思っていました。
2026年5月、相模湾で赤潮のニュースを見かけ、9年ぶりに鎌倉の海へ向かいました。
今回は由比ヶ浜海岸だけでなく、材木座海岸や坂ノ下海岸でも、幻想的な青い波を見ることができました。
相模湾で赤潮のニュースで夜光虫に期待
赤潮探し
夜光虫は、海水中のプランクトンが波などの刺激を受けて青く光る現象です。赤潮が発生した後などに見られることがあり、条件が重なると夜の波打ち際が青く光ります。
先週、沼津市の駿河湾で久しぶりに夜光虫を見ることができたので、それからはX(旧ツイッター)で「赤潮」「夜光虫」というキーワードで度々検索をかけていました。
神奈川県の湘南(相模湾沿岸一帯を指す地域)で赤潮が出ているという情報が写真付で見られたので、更に地名「由比ヶ浜」や「七里ヶ浜」、「逗子」「片瀬」「江の島」で検索をし「今」の情報を探しました。
あとはライブカメラも活用しました。(YouTubeライブカメラ)
・湘南 鵠沼〜新江ノ島水族館前
・江の島ライブカメラ1 片瀬東浜海岸
・七里ヶ浜
・七里ヶ浜、江の島方面
・材木座海岸
・逗子海岸
由比ヶ浜海岸で夜光虫が見られそうとのことだったので、少し高揚しながら向かいました。前回夜光虫を鎌倉で見たのは2017年5月。早いものでもう9年です。
2026年5月26日(火)

夜光虫は物理的な刺激を受けることで青白く発光するので、多少風があった方が良いですが、この日は、左手の逗子マリーナ方面から右手の稲村ヶ崎方面まで穏やかな海面で時折揺れる波で青く光っていました。

月も綺麗で雲も不思議な模様を作りながら流れていて、その下の海面で光る青はずっと見ていられます。

稲村ヶ崎方面の夜景が海面に映って綺麗でした。

由比ヶ浜海岸から国道沿いの歩道を歩いて、逗子方面の材木座海岸に移動しました。逗子マリーナ方面の夜景も綺麗に海面に映っています。
気づいたら釣りをしている方がいました。赤潮って魚はいなくなってしまうイメージですが、あまり影響を受けないのでしょうか。夜光虫の釣り人ですね。

徒歩でのみ通れる、海沿いの国道134号線のアンダーパスから見渡しても時折海が青くなっているのがわかるほどです。

滑川(なめりがわ)の国道134号線の橋の上から撮影。
左手が材木座海岸、右手が由比ヶ浜海岸です。人の多さと若干青くなっている水面がわかります。
2026年5月28日(木)
濃い赤潮
Xを見ていると一昨日よりももっと濃い赤潮が見られるということで、再び由比ヶ浜海岸を目指しました。移動中は一昨日よりも色々とみられると期待をしていたのですが。。。。
実際について海を見渡すと、えらく濃い霧でした。
海岸の中央付近に流れる滑川から見渡すと、逗子方面、稲村ヶ崎方面ともに夜景すら全く見られないくらいの濃霧でした。

由比ヶ浜海岸ではただ波が青くなるのみなので、写真に撮ってもよくわからない写真になってしまうので、今回は稲村ヶ崎方面の稲瀬川を渡った坂ノ下海岸に移動しました。
煌々と光っている灯は国道134号線の街頭です。
一昨日より波があってあちこち青くなっているのですが、いかんせん霧が濃い。

波打ち際に入って夜光虫を楽しんでいる方もいました。
遠くの波からその方の足元の波間で青くて幻想的でした。

この日は一昨日よりも更に人も車も多かったです。
坂ノ下海岸は由比ヶ浜海岸よりは人は少なめでしたが、それでもこの人の多さです。
まとめ
9年前に由比ヶ浜で見た夜光虫は、私にとって忘れられない光景でした。
今回、同じ鎌倉の海で再び青く光る波を見ることができ、懐かしさと驚きが入り混じった特別な時間となりました。
5月26日は月明かりの下で穏やかに光る海。5月28日は霧の中で、より濃く青く浮かび上がる海。同じ夜光虫でも、日によって、場所によって、まったく違う表情を見せてくれました。
正直に言うと霧が濃すぎて残念な部分はありましたが。。。。
夜光虫は、行けば必ず見られるものではない自然現象ですし、鎌倉では滅多にお目にかかれない現象。だからこそ、目の前の波が青く光った瞬間の感動は特別。
9年ぶりに再会した鎌倉の夜光虫は、ただ美しいだけではなく、時間を越えてもう一度出会えたような、忘れがたい夜の海でした。
【2026年5月26日、28日訪問】



